2011-01-01から1年間の記事一覧

最近味わった感覚

よく共通の敵を作れば仲間意識が出来るというが、敵でなくても、その場にいない人を批判する事によって、「そやなぁ〜」とその場に居る人達(周りに居る人達)に同調された時、これまでにない安定した仲間意識というのだろうか、そういうものを感じた事があ…

障害者と芸術

私が子どもの頃、養護学校の中でできた図工の時間の作品や国語の時間の書道の作品などを、市の展覧会に出品していた時代があった。もちろん他の学校と同じく、作品は差別なく同等に審査されていたと思う。 県下で初めての養護学校が出来た年の、小学部に1年…

東日本大震災が起こって2ヵ月余りが過ぎたが

阪神淡路の震災の時もそうだったが、障害者も健全者も関係なく、巻き込まれる災害で、被災した人たちは本当に大変だと思う。しかし、生き残った人たちの中で障害者差別は人災となって被災障害者に降りかかってくる。 いろいろと飛び込んでくる情報の中で、目…

障害者の生きる社会的意義

「社会には障害者はいない方がいい。」というのが現時点の社会の中の常識のように思う。このことから、障害者が生まれるのを嫌う健全者がいるし、「障害は治すべきものだ」と否定すること、これらが社会正義となっている。 ここには、当然優生思想もある。つ…