自分とは?

 若い時に時々考えていたことだが、また最近考えるようになった。

 その理由を記す。

 障害者差別をはじめとする「非人間的差別」は常識の中にあるという事、つまり常識は必ずしも正しくない、変えなければならない常識もあるという事、この事は15歳頃から関わり始めた障害者解放運動の中で、先輩からも教えてもらったし、運動を闘ってきた経験からも実感としても分かってきた事なのだが。

 そのような中で、自分って何だろう?と考えた事がある。この身体を持って、「オレ」という存在の周りで、在る環境、在る常識の中で、「オレ」という己ができてきているのだと。鏡の中の自分は「自分の姿(見てくれ)」でありオレ自身ではない。オレ自身は見えないモノであり、オレ自身が感じているモノでしかないのだと。他の人にも感じてもらっているが。

 ここ最近、「インフルエンザのワクチンは効かない」という非常識な情報を聞き、「んん?」と思い、ホンマかいな?と思い、今まで効くと思い、他の人にも義務的に勧める立場だったので、調べようと思い、ネットで検索し、本も買って読んだ。

 その結果、オレは「インフルエンザワクチンは、効かないし、害がある恐いものだと納得した。このワクチンには、ウイルスを不活性化する(殺す)ために、発がん性物質であるホルマリンが使われていることや、腐らないように保存するために、体の中に蓄積していく水銀が使われている事などが書かれていたし、決してフェイクではないと確信できたのだ。

 日本人は特に「みんながやっているから自分もやる」と自分の判断は「周りの人」と、常識に流されている人が多いと思う。

 だから、今一度、自分とは?と若い頃考えていたことを思い出したのだ。

 ちなみにオレが読んだ本は、母里啓子(もりひろこ)著「インフルエンザ・ワクチンは打たないで!」・船瀬俊介 著「ワクチンの罠」等である。

 改めて、自分の事は人任せにしないで、自身で考えて納得して行動しようと思った。