もう4月も半ば

前のアップから3ヶ月経ってしまった。

いろいろあった。

最近は桜が咲いて1週間ほど咲いていたが、今はほとんど散っている。

この間、湖北の「だんない」の3周年だったかの集まりに行ってきた。
テーマが「共生教育(共育の間違いではない)へのみちすじ」だったかな?

1部の講演も2部のシンポジュームも、何か明確に、今の社会が持つ別学体制の問題点が語られていなかったように思った。
特に2部は湖北自立支援協議会の活動報告のように感じられた。

特別支援教育になり、ますます分離教育が推進されてきていることは話題に上らなかった。

「障害児教育」という言葉が在る事自体が問題だと思う。「教育」という言葉の中に障害児は含まれていないのだ。

養護学校が子供の数が増え、溢れかえっていて、普通学校・普通学級は子供の数は減ってきている。人口の減少でただでさえ減ってきているはずなのだが、この状況ではそれ以上に急激に減っているということになる。

一度、県内だけでもいいんで、小中学校の普通学級にいる子どもの人数と、特別支援学級養護学校にいる子どもの人数を比較してもらいたいものだと思う。何対何が普通の規準かは知らんが、面白いデータが出るかもしれない。

 今の普通が本当に「普通」なのか、「普通」って何なのか、障害者がいては「普通」とは言わない今の学校制度の差別性をもっと変えていかねば、社会は変わらないだろう。

また、「自己決定」という言葉が盛んに使われていたが、障害のない人たちは本当に「自己決定」をしているのか。

日本に生まれた私達が日本語を使っていることをどう捉えるのか。いつの間にか、知らず知らずの内に選択させられてきたと言っても良いと思うし、このような事は障害のあるなしに関わらず幾つも幾つも数限りなくあると思う。

取り立てて障害者に自己決定を強要するような事がもしあれば、これもまた問題になってくると思うが、要は障害者も健全者と同じ当たり前の感覚で、主体性のある人間として生きられたら良いと思うのだが。
久しぶりに書くということをしたので、今のオレの考えで書き留めて置きたい事を書いてみた。