湖西線のJRの駅でのトラブル

 もう1ヶ月以上過ぎてしまったが、あまり使わない大津市内の湖西線のJRの駅から電車に乗ってホームステイションまで帰ろうとした時の出来事だ。
 切符を買って改札を抜けるまでは良かったのだが、そこから先が・・・。
 普通にホームまでエレベーターで降りようとエレベーターに向かって行く途中、後ろから「そこで待つように」という駅員からの指示があったことが分かり、何でやねん!?というと「危ないからだ」という答えが返ってきたようだ。
 実はあと2人車イスで電車に乗るツレがいたのだ。オレはそんなことを言われたら、その真逆の行動にでるタイプ。そのまま普通にエレベーターでホームに下りたのだった。そして、あとからもう一人のツレもエレベーターで下りてきたのだが、駅員も後ろから追いかけてきたのだ。そして、階段の出入り口のところにさしかかったところで、「そっち側は通らないように!」危ないから止まるようにまた指示を出してくるのだ。階段の付近はホームの真ん中は通れないので、少し狭くなった端っこを通ることになるのだ。これまたオレは真逆の行動に出たのだった。つまり少し狭いホームの端のほうを通ってここら辺りで乗ろうかなと乗車位置を決め、止まって電車の来るのを待つことになるのだが。
 ここまでのオレの行動は、駅員の指示はともかく、オレの、エレベーターの付いている駅での、普通の行動なのだ。そして電車が来て、その電車が乗れそうであれば、駅員の手を借りずともその車両に乗っていくのだ。ただし、その電車が一昔前のタイプで、ホームと電車の段差があり過ぎたり、すき間が空き過ぎたりしていれば、乗れないし、駅員に声をかけ、お手伝いをしていただくことになるのだ。「お手伝い」というのは電車とホームの間に板をかけてもらうということだが。
 だがだがだがあだがだ!!!
 駅員が追いつき、「次の電車ではなく、その次の電車に乗ってください。」しかも「乗る位置は一番後ろの車両の、一番後ろのドアから」と指定してきたのだ。
 これまでの不自然な駅員の指示にイラっときていたが、なんで?と後の後に乗せようとする理由を聞いてみた。すると、オレが言った「車掌の目があるので安全なのだろう」という理由ではなく、「迎える駅の連絡にミスがないように」というもっともらしい理由を言ってきたが、その内に電車が来るアナウンスが流れたので、「この位置から次に来る電車に乗れるようなら乗る」「オレはほとんど毎日電車に乗っているから、慣れているから大丈夫だから」と言って、駅員を納得さそうと話していたのだが、電車がホームに流れ込んで来たのだ。(当たり前だが、時間が来ただけ)そしてオレがその電車に乗ろうと前に出ようと思い、電くるを前に出そうとしたら、なんとその駅員はオレの前に立ちふさがり、実力行使で乗せないようにしてきたのだ!!!実力行使には実力行使と(電くるの威力を知らないのかと思いながら)オレはゆっくりと電くるを前に操作していった。当然それを駅員が止められる訳がなく、諦めるかな〜と思ったが、意地でもどこうとはせず、オレも前に進む勢いを余計に強め、「危ないからどけ」とは言ったように思うが、駅員も「危ないから乗るな」と言っていたように思うが、電車の際まで行ったとき、当然段差が少しあるので、電車のステップと電くるのステップの間に駅員の足(すねの部分)が挟まり、それでもオレは前進を止めなかったので、駅員は電くるに押され、電車の戸口の向こう側にしりもちをつく状態で倒れ込んだのだ。そして、これも当たり前のことだが、すねが電くるのステップに強くすれてかなりの擦り傷を駅員がその場でズボンをたくし上げて見せ、オレはもう時間も少し経ってしまっているし、電車をこれ以上止める訳にはいかないと思うのと、駅員の行動は無謀だが、怪我をさせてしまった後悔の念で、その電車に乗るのは諦めようと引き下がった。
 何も知らない第三者が見れば、車椅子に乗った障害者が無茶をしているようにしか見えなかったように思うが、これは駅員による明らかな乗車拒否なのだ。(予断だが、同じ日に偶然にも飛行機の障害者への搭乗拒否が国外で起きている)
 とにかくしかし、これは傷害事件として駅員から訴えられたら、オレは間違いなく犯罪者になっていたところだと思うし、何よりもその駅員に怪我を負わしてしまったという加害者としての責任を感じる。

 今回の出来事のどこに問題があるのか、JR側ととことん話し合わなければならないと思っている。